三楽

閉じる

三樂だよりmagazine

2019年9月 イタリアの石材展示会「mARmO+mAC」に行って来ました。(ヴェローナ)

レポート 2020.01.13

 

毎年、この時期イタリア(ヴェローナ)で行われる「mARmO+mAC」は世界各国の多種多様な『自然石』を中心に、これらに関わる機械、工具など、インスピレーションが湧く展示会です。宿泊したガルダ湖畔とともにご紹介します。

「ペットボトル、マイクロプラスチックゴミ」への問題提起!

展示会場の近くにあったオブジェ

ガルダ湖の畔

ガルダ湖はイタリアで最も面積の広い湖です。湖北部は細長く、大部分はバルド群に属する山々に囲まれています。

早朝、ガルダ湖畔をジョギングしました

コールテン鋼で作られたバス停

個性的で素敵なファサードが多くありました。

ホテルの屋上からガルダ湖を望む

旧市街を望む

松並木

整えられた松並木の通り

ヨーロッパで「早朝」よくみかける道路清掃ゴミ収集

シルミオーネ

ガルダ湖に突き出した半島の先には、ローマ時代の遺跡があります。テルメ(温泉保養所)としても有名です。

 

旧市街の入り口にある「スカラ城」

舗装はすべて斑岩(ポルフィード)扇貼り

新型ゴミ吸引車

ホテルの駐車場の車庫は、蔓性植物の屋根です。

浴場や神殿など様々な施設跡が残っています。

ボローニャの街歩き

毎年、秋に行われるタイル展示会「チェルサイエ」の都市です。

同時期に行われる石材の展示会「マルモマック」の開催都市ベローナと距離もさほど遠くなくセットで廻ります。

ボローニャは「エミリア・ロマーニャ州」の州都で旧市内は中世の街並みを残しています。
長いアーケードに各種専門店の通りが印象的です。
「ポルティコ」と呼ばれる柱廊は、地方から来る学生の住まいとして通り沿いに羽根出すように2階に増築され、街中至る所に張り巡らされたアーケード通りです。

旧市街には名所がいくつかありますが、その中の一つに「旧ボーロニャ大学」があります。
ヨーロッパで最も古い創立800年の総合大学で、現在でも8万人の学生がこの大学で学んでいるそうです。在籍者には「コペルニクス」「ガリレオガリレイ」が記されています。

夕食はボローニャの郷土料理をいただきました。
特にパスタは、ストロー状の麺、平手打ち麺など個性的でした。
日本でも有名な「ボロネーゼ」「ラザニア」などもこの土地の発祥です。

ホテルの窓から見える景色

長く続くアーケードには様々な専門店が並びます。

トライアンフのお店。
「アドベンチャーツアラーのタイガー」

こちらは「ボバー」

ボローニャの旧中世の壁の中で最も西側の門、ここから旧市街に入りました。 軍事目的のために13世紀に建設されました。

路面電車の架線が、交差点で張り巡らされていました。

「ネプチューンの噴水」
1683年にバロック様式の噴水として製作されました。噴水は小さいけど立派な海神様のブロンズ像。ヨーロッパ中世の街の広場にはよく銅像がありますね。

「ボローニャの斜塔」
97mと48m。高い方の斜塔「アシネッリの塔」は498段の階段で最上階まで登れるそうです。登りませんでしたが。
有名な「ピサの斜塔」やトスカーナ州の「サン・ジミニャーノの複数の塔」など、「塔」が権力者の権威付なのでしょうか?

「サン・ペトロニオ聖堂」
ボローニャの守護聖人、聖ペトロニオの教会です。
下半分だけが大理石で飾られた建築は未完のまま現在に至っています。何かイベントが行われていて大勢の人だかりでした。

「スコットランド人のお祭り」?おじさんたちがタータンンチェックのスカートをはいて踊っていました。

陽が暮れ始めの路地

 

 

それでは、次の訪問都市スペイン、「バルセロナ」に渡ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この記事をシェアする

文章・写真: 三樂編集部