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三樂だよりmagazine

東京港 お台場埠頭

レポート 2022.06.18

東京港、お台場埠頭にインドネシアから到着した「アイアンウッド、ウリン材」の検品も兼ねて
「TOKYO ミナトリエ」で東京港と船舶の国際物流(コンテナ船)について学んできました。

東京臨海部広報展示室“TOKYOミナトリエ”

東京臨海部広報展示室“TOKYOミナトリエ”サイト

青海フロンティアビル20Fにある東京港湾振興協会の東京臨海部広報展示室ミナトリエは、
「地上100mからの眺望、東京臨海部の“みなと”と“まち”の知られざる姿がわかる」というサブタイトル通り、
眼下に「絶景かな」の臨海部と間近に世界各地からやってきたコンテナ、
世界各地へ運ばれるコンテナの交差する埠頭での作業が無料望遠鏡でつぶさに見ることができます。
通称、キリンと呼ばれる赤白のガントリークレーンはどっしりとした4本脚ですが、
動きは素早く無駄のない動きで次々とコンテナをコンテナトレーナーに積み替えていました。

青海コンテナ埠頭から見た「大井コンテナ埠頭」に接岸しているコンテナ船。
日本の大手海運3社(日本郵船、商船三井、川崎汽船)は、2017年にコンテナ線事業を統合して、
Ocean Network Express、頭文字よりONEを設立しました。
現在は、世界第6位の船隊を運行しています。

Ocean Network Expressサイト

ウリン材荷下ろし作業

コンテナの各サイズは国際基準で決められ大きくふたつ。
20ft(フィート)約6m強の長さと、20ft(フィート)約12m強の2タイプです。
積載重量は国内の輸送基準の法令により、20ftは約20t(トン)、40ftは約24t(トン)です。
ウリン材は20ftコンテナ満載にして20t程度(17〜18㎥)の積載量です。

間口方向に2列、奥行き方向にも2列にサイズ毎のパッキングをまとめて大型のフォークリフトで引っ張り出します。
この一塊で5t(トン)位あるでしょうか。とにかく重いんです。

お台場埠頭第一号上屋。かまぼこ型屋根の倉庫。しばらく預かっていただく場合もあります。

荷物仕分け。ここから大型トラックで2回に分けて弊社の埼玉委託倉庫に移送します。

港で働く大型フォークリフト。20t(トン)の荷物を持ち上げます。

コンテナの奥、意外と中に入ると長いんです。

清掃。荷出しが終わると空になったコンテナ内を丹念に清掃するのがルールです。

最後に

ウリン材は、インドネシア、ボルネオ(カリマンタン)島の森林で伐採され、
今では概ねの加工もそちらで行い、陸路で海岸沿いの都市サマリンダの製材工場で
仕上げのモルダー加工を施し荷造りされます。
そこから海上輸送となり、ジャワ島の都市スラバヤでコンテナ船となって日本に向かいます。
殆どが台湾のカオシュン、もしくは台北積み替え(日本向けコンテナにして)経由で東京港に辿り着くというわけです。
その間、20日間程度です。到着後、通関手続きを終え、今回ご紹介の埠頭での作業ののち、
埼玉倉庫でご注文の出番を待つ段階になります。
なかなかの道程ですね。

多くの人々とさまざまなジャンルの企業の業務によって支えられ、
木材という素材が「商品」となり、はたまた設計者(お客様)のデザインと施工者の技術によって
最終ユーザーのお施主様のお庭のデッキとなり板塀となりパーゴラとなりベンチとなり、
皆様にお使いいただくこととなります。

以上、東京港からのレポートでした。

今年はインドネシアから現地の様子をレポートする予定です。

お楽しみにしてください。

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文章・写真: 三樂編集部