三楽

閉じる

三樂文庫

現代ロシアの軍事戦略

2022.05.24

この書は今年2月24日、ロシアによるウクライナ軍事侵攻がはじまる前に奇しくも発刊された。

ロシアがどのような歴史的、地理的背景で仮想敵国に対する軍事戦略が如何なるものかを分析したこの書を通じて、

この「戦争」の行く末と、その後の国際秩序のあり方、日本の役割、使命を一庶民として考える。

 

なぜ戦争は起こるのか?

 

どうしたら戦争は防げるのか?

 

「核抑止」と「イタチごっこの軍事力の増強」の論点と並行して、

同じ地球に住む、たった一つの同じ惑星に住む人類同士の視点で「何が大事か」の議論を為政者は深めて欲しい。

 

各国リーダーの定番句「国益」という言葉にとても違和感を感じる。

個々の国々の「国益」を勝ち取る時代だろうか?

「国益」を優先すれば必ず対立軸になるグループ、または国の結束がまた次の緊張を生む。

繰り返し繰り返し…

 

毎日のように流れるニュース。

 

この時代に生きる人として、願うばかりでは叶わぬ「平和」を考える。

 

#nowar

現代ロシアの軍事戦略
  • 三樂文庫No:076
  • 著者:小泉 悠
  • 出版社:筑摩書房
  • 発行日:2021年5月10日

この記事をシェアする

文章・写真: 三樂編集部